DVD「鍵泥棒のメソッド」感想
殺し屋:香川照之
売れない役者:堺雅人
女性編集長:広末涼子
監督・脚本:内田けんじ
あらすじ。殺し屋が銭湯で気絶した。どさくさに紛れ売れない役者は男の財布目当てでロッカーの鍵をすり替える。記憶をなくした殺し屋は荷物から自分は売れない役者だと信じ込む。真面目に演技に取り組み始めた殺し屋と、結婚相手を探している女性編集長が出会い親睦を深める。
一方売れない役者は徐々に相手の男がただ者でないことに気付くが無理矢理依頼をねじ込まれ引くに引けない状況に追い込まれてしまう。
そして殺し屋の記憶が戻る。
感想。作品に欠点らしい欠点が無くもっと評価されるべき佳作コメディ。*1
抑えた台詞、洒脱な掛け合い、意表を突く展開、意外な伏線、納得の心情表現、適度なテンポ、つまり見事な脚本である。
主演、助演ともメリハリのある良い演技だ。カメラワークも適切だしラストもオチも満足。
安心して万人にオススメ出来る希有な作品です。興味を持ったら是非。*2
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/05/10
- メディア: DVD
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