実写版映画図書館戦争感想

堂上教官 岡田准一
笠原 榮倉奈々
柴崎 栗山千明
仁科司令 石坂浩二


監督 佐藤信
原作 有川浩

あらすじ。焚書部隊と武装図書館隊がどんぱちする。


感想。全体的に観て損がないレベルです。オススメ。


キャスティング、原作の上手い端折り、アクション及び構図・映像表現すべて良好。メッセージ性を保ちつつ娯楽作品に仕上がっております舞台建物群衆小道具まで気配りが行き届いてる。小田原に焚書、図書館両部隊が展開するシーンは圧巻だった。
惜しいのはヒロインに野性味が足りないくらい。許容範囲内ですよ。
石坂浩二さんが作品をビシッと締めてくれている。知性と鉄の意志を醸し出す様はもう演技の域を越えている。教官も情報屋もハマってる。
焚書部隊は憎き敵だが彼らにしたって職務の遂行だ。その背後の顔無き意志が恐ろしい。

「本を焼く国は、いずれ人を焼く」

その国はどこの国か