野球号全感想:ハルムスの世界

  • 作者:ダニイル・ハルムス 訳:増本浩子+ヴァレリー・グレチュコ
  • 目次には「ひとりの男がいた ほか」
  • ハルムスの四つの短い作品が並んだもの
  • 「ひとりの男がいた」
    • あらすじ。男の頭にレンガが落ちてくる
  • 「関係」
    • あらすじ。彼らは路面電車に乗っていました
  • 「目の錯覚」
    • あらすじ。めがね
  • 「おじいさんの死」
    • あらすじ。鼻から玉、目から棒、口から四角、袖口から…

感想。驚いた。


コメントに困る小品集です
面白かった
どれもとぼけた味わいで、ちょっと怖い
マザーグースとか遠野物語とかラファティとかそういう感じの
ふむ
作品の手ざわり的に、全力で没入すれば何か出てきそうな気配は受けるのだが
気力がわかないのでやめます。
連載らしいので、まとめて読めが何か書けるかも。
とにかく
常識やルールを軽々しく*1知らん振りしてみせるあたり
くえない作家だと思う

*1:軽やかに、ではないね。冒涜なニュアンスがある