まんパク2014感想:カーニバルだよ! あとイケア、立川

先日立川で広告を見た俺はネットのニュースとリンクした。なるほどメロンまるごとクリームソーダはここか。行かねばなるまい。

満腹博覧会

我々は立川に降り立った。あいにくの薄曇りのなか空中歩道を歩き昭和記念公園を目指した。バルーンの豚が屹立している。 俺はちっちゃいポケットの軍資金を嫁さんに渡した。我々は会場に足を踏み入れた。
広場の円周にぐるりと屋台が並び真ん中はベンチとテントが立ち並ぶ。平日だというのに大変な人混みだ。ベビーカー押すご夫婦も目立つ。昼飯がまだの俺と嫁さんはラーメンに突撃した。嫁さんがサーモン丼をかっ込み俺は豚ドッグにかぶりつく。牡蠣をひとつづつちゅるりといき嫁さんがウニの貝焼きに感動する。お茶を買い求めグレープフルーツ生絞りジュースを飲む飲む。嫁さんは計3つ買う気に入り方だ。俺も負けじとスモークソーセージをかじりマンゴーかき氷と丸い餃子に舌鼓。餃子はシナモンが掛かっておりスイーツ仕立てだ。この辺りですでに夕方、目当てのメロンソーダは売り切れて飲めない事が確定した。
再入場のため手の甲にスタンプを押してもらった。嫁さんは仕切りに手を洗ってスタンプが落ちたらどうしようと気にしていた。腹ごなしに公園周辺を散歩し空を見上げ晴れてはいないものの結局雷はなかったねきっとこの人混みの中晴れ男晴れ女がいるんだねと話した。場外の椅子に寝そべった。嫁さんはおみやげのスモークチキンを買った。

イケア

俺と嫁さんは軽い偵察のつもりでイケアに入店した。広い敷地にどでかい箱型店舗。両国の国旗が誇らしげにたなびいており、嫁さんは国旗掲揚した商店は記憶にないと驚いていた。俺はその自国の誇りを担いで商売しに来た気迫に敬意を表した。店内の何もかも巨大な様に俺と嫁さんは圧倒されていた。トイレから戻った嫁さんは複雑な顔をしてこの店には思想があると言った。どうやら機能性の追求の事を言っているようだ。
イケアとは以下のような店だ。客はとりあえず自分でやれ声はかけん。生活のスタイルの提案はする。基本持って帰れ自分で組み立てろ。頑丈に作った。飯?たんと食え。全部安くした。
俺と嫁さんはヘロヘロになりながら閉店時間まで店内を見て回ったがフロアの半分までしか到達できなかった。これは一日仕事である。再訪を期し我々は店を後にした。

立川市

立川は防災都市だと隠れた名作ガッチャマンクラウズで謳われていた。広大な道路の道幅、真っ直ぐ彼方まで立ち並ぶ街路樹に街灯、高層マンション、何より立川駅Wikipediaのよると近未来都市風とのこと。嫁さんはこの街の淀みのなさと孤高の風格にいたく感動し住んでもいいと最大限の賛辞を送った。また駅周辺は一転して狭い空間に雑居ビルが立ち並ぶドヤ街を形成しておりその対比がまた良い。嫁さんは大宮とも新宿とも違うあそこは住みたくないといった。俺は風通しが良いと言った。嫁さんは同意しこの地は悪いものを感じないと言った。
嫁さんはまんパク楽しかったしイケアすごかったけど、それより立川に来れてよかったと言った。

翌日

次の日俺は風邪を引いた。はしゃぎ過ぎたようである。子供か。