雑記
外に出ると風が暖かい事に気が付いた。とうとう春になったと思った。嫁さんを誘って外出した。
行き
最寄り駅周辺で用事を済ませた。俺は本が買いたいと言った。隣駅に向かう事にした。
通りがかった公園の桜は風に散り俺と嫁さんは桜吹雪のなかを歩いた。花びらはひらひら道路に積もっている。たくさんの親子がくつろいでいた。
- 作者: 川上未映子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/02/22
- メディア: 文庫
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嫁さんは靴下が見たいといって靴下屋の前を通り過ぎた。俺は慌てて見ないのと聞いたら横目で見た十分と嫁さんは言った。
デパートで器をみたり布を触ったりした。嫁さんは布をさわるとしあわせな気持ちになると言った。俺は嫁さんが見つけたスリッパに一目惚れして買った。家で履いたらサイズが小さくて気落ちした。
帰り道
帰り道今日は変な人が多いと嫁さんが言った。春だからと俺は答えた。嫁さんはなにか思い出したらしく先日見かけたサラリーマン風の男の話をした。俺は仕事だろうと答えた。
嫁さんはそこはうなぎ屋ででも焼き鳥も焼いていて学生が学校帰りに買い食いしててすごく美味しそうで夜おっさんが食べていたと言った。俺はほうと答えた。店の前を通るとお子さん連れのママさんが焼き鳥を買っていた。俺と嫁さんはうんうんとうなずいた。
俺はうなぎは季節ものかなと言ったら嫁さんは例のうなぎ屋は元気だろうかと言った。
金のコカ・コーラを嫁さんが気にしていることが分かり、西洋絵画における金色の話になった。接吻、接吻と嫁さんがスマホで検索を始めた。
スーパーで買い物し店を出たら、結構な荷物になった。今日も歩いたね疲れたねと言い合った。楽しい。
大きな工場の建設はまだ続いていた。マンションなんてあっという間に建つのにと嫁さんが言った。おれは同意した。
嫁さんが道道の桜を見ながら、白い桜よりほんのり色が付いた桜が好きといった。