県庁は高知県庁である

毎日角川の前を通るし本屋で広告をうっているので出版していることは知っていた。
俺は去年帰省した際高知新聞新聞小説欄を見て目をむいた。図書館戦争のひとが作者だったからだ。

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課

しかもタイトルが県庁おもてなし課、とは。高知県(ということはつまり「地方」)と観光がテーマではないか。
そのときは数日の帰省なので当然全編読めるわけではなかった。
本屋で見かけ、単行本になったかと思ったら角川から出てるのに驚いた。高知新聞角川書店?ちょっと接点が思いつかなかった。
俺は高知県に愛憎半ばである。俺は高知県出身の創作者はなるべくチェックしている。
しかし有川さんは特に読んでこなかった。人気があるからだ。
今日、この本を手に取る気になったのは、結構平積みにされあちこち広告も打たれている本作の紹介のなかに俺の気付く限り「高知県」が一文字もなかったからだ。
冒頭のパンダ誘致論と、巻末掲載された「ないない尽くし」高知県パンフレットをみて購入を決めた。


小説の感想は気が向いたら。