アンディ・ウォーホル展:永遠の15分 感想


アンディ・ウォーホルといえばキャンベルスープくらいしか知らない俺が、機会があって4月森美術館へ足を運んだ。俺以上に興味がない嫁さんは森ビル見学の体である。*1
結論から言うと俺と嫁さんは想像以上の大衝撃を受けた。入館料の価値、十分あり。*2


上の展示会解説動画がうまくまとめてくれてて、俺から何か新しい考察があるわけではない。また、氏を語るにはその経歴と変遷が不可欠だ。
だから以下キーワードを羅列するに留める。

  • ウォーホル三枚の自撮り写真
  • ウォーホル自画像
  • 逆だった髪。
  • ハイヒール、足
  • ファクトリー
  • 映像作品
  • 並ぶキャンベルスープ缶。違いは味を示す文字だけ。
  • マリリン・モンロー、ジェームズディーン
  • オリジナリティはいらないと言い放つ
  • コピー、コピー、コピー
  • 他者撮影の写真をアレンジし作品にする
  • 大量生産大量消費20世紀アメリカに現れた怪物
  • ポップアートの万能の人
  • 現代アーティストの雛形を作ったのは彼だったんだなあ
  • 奇抜な原色組み合わせ、点描のマスキング、陰影
  • 彼は戦後アメリカの結晶だ。ポップのアイコン。
  • 消しても消しても立ち上るオリジナリティ。

俺は、俺達がいまだにアンディ・ウォーホルに囲まれて生きていることを知り、実感した。
いまやアメリカがウォーホルの亡霊なのだ。

*1:俺は銀河ヒッチハイクガイド鑑賞のため来たことがある

*2:ただし昭和生まれに限る、かも