月食を見る

月と中学生

夜嫁さんと合流し帰路、月を見て満月がきれいと言う。橋で嫁さんが先日こんなシーンがあったといった。自転車の中学生ふたりが走り抜けながらおい月がすごいと片方に呼ばわったが相手はそうか?と受け流したものだから月がすごいと再度主張しやはりそうか?とやりとりしながら去っていった。微笑ましい気持ちになったよと嫁さんはいった。

月と冬

部屋でごろごろしていたら今日が月食の日であることを知りふたりで顔を見合わせる。月食?そんな気配は無かったのに。ふたりいそいでそとにでて空を振り仰いだら月が欠けていた。俺と嫁さんは感嘆の声を上げた。つぎに寒さに音を上げた。いそいでいたので部屋着姿だったため気温に耐えられなかったのである。すぐに部屋に舞い戻った。その間1分。

月とコート

我我は月食というのは数分で終わるものだと思っていたので、いいもの見たと完結していた。
ところがTwitterなどみているといままさに月食だ的なつぶやきが続く。これをどういうことかと怪しみどうやらもっとゆっくり長い時間がかかるものであるらしいことに気が付き嫁さんにリトライを進言する。嫁さんと俺はコート羽織り防寒を固めて外出した。月は数時間のうちにだいぶ移動しており俺が驚くと嫁さんは月の移動は早いと言った。
月はまだ欠けており最中であった。俺と嫁さんはやはり感嘆した。よし見届けるぞと一瞬思ったが嫁さんが寒い戻ろうというとうん戻ろうと俺は応じた。その間1分。
我々は今日二分間月食を見た。