地震 記録2

朝〜10:00

少し早めに起床しバス停に向かう。途中のガソリンスタンドに紙に手書きで「売り切れ」。
バス停で数分待つが予想通り遅延の模様。運行はしているものの渋滞に巻き込まれているのだろう。俺は最寄り駅に向かった。
駅が近づくにつれ違和感の理由が分かった。普段駅に向かう徒歩者が大半である。ところが今日は駅から大量の徒歩者がやって来る状況だった。理由はまちまちだろうけどおそらく隣の駅に徒歩で向かっているのではないか。
俺は憶測は無意味と気を取り直し最寄り駅に到着。
鉄道の判断は節電のため10:00から運行というものだった。混雑など計算に入れると会社到着は午後といったところか。他の交通機関など検討したが待つのが一番と判断し会社及び上長に早くて昼出社を報告する。

10:00〜昼

時間を潰して改札に戻るもひどい混雑。そして10:00過ぎに携帯が地震予報を受信。ほどなく震度3ほどの余震が起こり騒然とする。電車は緊急停止。結局短時間だが入場規制がありうんざりして一時間ほど様子を見る
11:00ごろ乗車し会社に向かう。12:00前に会社の最寄り駅に到着。適当な定食屋にてお昼ご飯を食べ会社に向かう。
店舗の対応は様々なようだ。シャッターを下ろした店も少なくない。とりあえず今日は様子見的に開店が主流か。早々に早めの閉店、明日明後日の休業の張り紙も何軒か見かけた。
弁当屋などの店先には大量の売れ残りが見受けられた。本日の出勤者は全体的に少なかったのかも知れない。

昼〜退社

会社到着し俺を認めた同僚たちの第一声は「え、来たんですか?」である。午後出社と伝えただろうと言うと、そりゃあそうですけど、と言われ思わず苦笑する。
しかし同僚たちの発言の意味はすぐわかった。俺が出社した前後に会社から電車があるうちにラッシュを避けて帰宅して良いと指示が出たらしい。
とんだ骨折損である。再び苦笑しグループ各人の進退を取りまとめ周知した後、俺も退社した。出社時間一時間ほど。

帰路〜帰宅

14:00ごろだとさすがにまだ帰宅ラッシュにはなっていない。自宅の最寄り駅までスムーズに乗車。
せっかくなので薬や食料品を買うために駅の大型スーパーに入店した。なかなかの賑わいである。購入品の詰まった大きなビニール袋を数袋運ぶお客さんを何人か目撃した。
コンビニからは消えかかっているパン、おにぎりなどが豊富にあり供給力に驚いた。どちらかというと飲料が売れているようで空きが目立つ。
レジは行列である。レジ打の方々が少なくのは交通機関の関係であろう。店内の薬局では専門のスタッフが出社出来ていないとのこと。
花粉症の薬を別の店舗で購入しバス停へ。そこにはバスの職員さんがいた。遅延の説明と謝罪のためだそうである。バスの経路にて、ガソリンスタンドへ車両が殺到し渋滞が発生しており、運行に遅延が生じているとのこと。理解した。
多少遅延してバス到着。乗車し帰宅。
何とも疲れる半日だった