へうげもの11巻感想:極乙草庵茶城
- 作者: 山田芳裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: コミック
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感想。育ってるみんな育ってるよ〜
笑いを中心に据え劣等感であった乙を受けとめきった織部
融通の利かない一本気だった細川は、織部と共に悪巧みを計るほどのえげつない大名に進化
弱冠25にして織部に数寄の根っこをわかっておると評さしめた佐竹義宣*1
また独特の美意識を持つ数寄ムジナ・小堀作介(遠州)もついに頭角をあらわす
常に織部と行動を共にした盟友であり弟子上田重安はセンスがあるんだか無いんだかでも確かに自分の中になにかが出来つつある気配
秀吉も晩年。悲喜こもごもの戦国絵巻も中盤か、すでに幾名かは退場済み。
新顔は動きだし古参も己の道を歩む。
修羅場に一笑をひっさげた織部の野望はまだまだ続く。