雑記

嫁さんが問う。20代後半の男性がそれは少年漫画であり子供の読む物だから、と発言していたが、少年漫画は大人の鑑賞に耐えないのだろうか?


俺は答える。大人の鑑賞に耐える少年漫画は、大人の鑑賞に耐える児童文学が存在するように、存在すると思われる。


嫁さんが重ねて問う。件の30近い男性は面白くないそうなので、その少年漫画は大人の鑑賞に耐えないのだろうか?


俺は答える。その問いは無効である。その30近い男性は大人ではないからだ。故にその少年漫画が大人の鑑賞に耐え得るかどうかは不明である。


嫁さんは問う。ではその30近い男性は何者か。子供なのか?


俺は答える。大人の手前、青年と位置づけるべきだろう。厨二病が終わると高二病が始まる。これは子供が大人になりたくて手始めに子供を全否定するものだ。何故なら子供ではない者は大人のはずだからだ。


嫁さんは言う。なんということでしょう。


俺は頷く。子供を執拗に否定する者は子供から自由ではない背伸びした子供である。
大人は子供に無関心なのだから。