Vol.3.5 ハルムスの世界 三篇、猿の仕事

連載ハルムスの世界
ダニイル・ハルムス 訳:増本浩子+ヴァレリー・グレチュコ

心の準備のできていない人が突然新しい考えに出会ったときにどうなるかを示す四つの例

  • あらすじ。「私の考えでは、あんたはくそったれだ!」

感想。感想といわれてもすごく困るのだがとにかく笑った。深い意味があるのかもしれないが俺にはわからん。

レジ係

  • あらすじ。マーシャが食料品店でレジのハンドルを回す係に雇われる。マーシャは突然死ぬ。警官がやって来て「われわれはレジ係を始末しろと言われている」といいレジ係を引きずって去る。レジ係がいなくなったので困った店長はマーシャの死体をレジに固定する。唖然とする客。「あれは誰?」誰も答えられない。人だかりが出来る。別の通りでばあさんたちが窓から飛び降りる事件が発生し群集はそちらへいってしまった。

感想。うわなんだこれ。よくわからんのに面白い。落語のらくだみたい。より政治的に寓話として読めるのかもしれないけれど俺はできないのでパス。

講義

  • あらすじ。プシュコフが講義をしようと一言口をきくたびに顔面に一発くらう。

感想。嫁さんとふたりで爆笑した。まるでモンティ・パイソンニジマスのスケッチ。




自分でも呆れるが もう感想でもなんでもないね。ハルムスだいすき。

猿の仕事

感想。ジャック・ロンドンゴアテックスなるほど。歌は世に連れ世は歌に連れ。
あー今号も面白かった。
次号Vol.4は少年少女号とのこと。