各報道と雑感

逮捕された加藤智大容疑者(25)は人材派遣会社「日研総業」(本社・東京)に登録し、「関東自動車工業」(本社・神奈川)の静岡県裾野市内にある工場で派遣スタッフとして働いていた。時給は約1300円。住居は日研総業が借り上げたワンルームマンションだった。

加藤智大容疑者(25)が派遣社員として働いていた自動車車体製造「関東自動車工業」の橋本直之庶務広報室長(54)は9日、静岡県裾野市内の同社施設で取材に応じ、加藤容疑者について「勤務態度はまじめで、周囲とトラブルを起こすようなこともなかった」と話した。

加藤容疑者は「犯行は2〜3日前に決意した。秋葉原は人がたくさんいることがわかっていた」「世の中が嫌になった。生活に疲れた」と供述しているという。


 加藤容疑者は昨年11月から派遣会社の日研総業(東京都大田区)に派遣社員として登録、静岡県裾野市にあるトヨタグループの自動車メーカー工場で働いていたが、事件3日前の今月5日から無断欠勤していた。

容疑者の立場等がわかってきた模様 職場ではこれといった問題のない人物であったようだ
派遣社員トヨタグループ、それから逮捕直後から動機として口にしている「生活に疲れた」
一方で、なぜか

携帯サイトの掲示板に事件直前、「秋葉原で人を殺します」というタイトルの書き込みが残されていた。警視庁は、加藤容疑者が書き込んだとみて、押収した同容疑者の携帯電話の通信記録と照合するなど裏付け捜査を進めている。

インターネットやナイフを強調する報道が目立つ気がする。
特にナイフについては

町村信孝官房長官の発言が大きいのかもしれない
海外では

事件の背景について、英BBC放送は「報じるには時期尚早」としながらも、日本人は「人と違うことや失敗が許されないという重圧にさらされ、社会に適応できず仕事にも就かず、他の人と同じように振る舞わなければ疎外される」と言われていることを紹介。今回の事件は「単に個人の犯罪なのか、それとも日本社会に不安をもたらす前兆の一つで、増大する重圧やストレスが疎外された人間を凶行に駆り立てているのか」と分析している。

英紙インディペンデント(電子版)は、秋葉原はオタクが集まる場所で、「(派遣社員の)加藤容疑者が、犯行場所にこの地域を選んだのは偶然の一致ではないかもしれない」と指摘。その理由として、日本での終身雇用の崩壊と核家族化により男性の伝統的役割が不安定化したことが「オタク現象」を加速させている、との専門家の見解を挙げた。

現時点での主な報道はこんなあたりか。
意外にレンタカーについて触れている記事がなくて驚いた。
こっちの規制の方が先じゃないか?