モンキービジネス野球号全感想開始

モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

では先月創刊された文芸雑誌「モンキービジネス」Vol.1野球号の全感想を書きます。
まだまったく読んでません。読んでる俺の教養もタカが知れてます。


そういえば最近ある作家から「批評」ということばをよく聞いた/読んだ気がする。

事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。

文芸評論(ぶんげいひょうろん)とは、文学を評論すること。文芸批評、または文学研究とも言うが、評論の対象や手法が多様なため、定義はあいまいである。

学会誌に掲載される論文に限らず、週刊誌や新聞の書評欄に載るブックガイドの類いも文芸評論と呼ばれる(書評)。

俺のように感想と称しながら好き嫌いを越えて傑作だの駄作だの評価を定めてしまっている行為は
広い意味では文芸評論に入れられても文句が言えないようだ。
だがそこに理論や手法・分析、目安などがなく「傑作!なぜなら好きだから!」的すり替えが横行しそうな予感
作家にしてみればたまったものではない、といったところか。

茶の湯は置いとるモンで己を表し…
客のほうはそれを読み解く遊びでもある


      「へうげもの」5巻第四十四席

読み解く知識と教養のないものに、語る資格有りや無しや?
語りに資格が必要か否か?
ともあれ俺のようなものに作品語りが「出来る」のだから
これはもうそういうものであるし
俺が心掛けるのは知識は無いなりに
誠実全力で作品と戯れること
主が文の芸を繰り出してきたなら
客は拙い芸で作品と同等の熱量を返すこと。
そこに一瞬の了解がきらめけば

どんな手間をかけようがそんなのお客さんの知ったこっちゃねー
(略)
食べ方も自由
こっちはお客さんに対して 何も注文しちゃなんねー
わかるか?
客はこうあるべきだなんて求めるもんじゃねーんだ


        「べしゃり暮らし」4巻130P

いざ打ち掛かる