映画「つぐない」感想:韻も装飾も抜きで

公式サイト

監督 ジョー・ライト
原作 イアン・マキューアン「贖罪」


妹 シアーシャ・ローナン
姉 キーラ・ナイトレイ
男 ジェームズ・マカヴォイ

あらすじ。1935年イギリス。少女は嘘をつく。5年後。少女は成長し過ちを背負う。それから
評価。中の上。良作。
感想。前半のイギリス上流階級シーン。後半のフランス海岸シーン。
そのダイナミックな展開と対比にカツモクせよ。
音。光。後半のフランス海岸群集長回し見事。
「太陽ソンツェ」を思い出させる灰色の描写、観覧車、メリーゴーランドに
黒澤的賛美歌合唱。
俳優の技量撮影の技量物語の展開と文句なし。
個人的に、テーマが若干興味の薄い方向だったので点が辛いが*1
もっと皆に見られるべき映画だと思う。

*1:その点逆に年末観た「その名にちなんで」はテーマ的にジャストミートのため個人的に高評価