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asahi.com:リスク回避にネット監視活況 メールから取り付け騒ぎも - 暮らし
http://www.asahi.com/life/update/1019/011.html

佐賀県庁の「危機管理・広報課」の仕事は、毎朝1000件前後届く「書き込み」情報に目を通すことから始まる。

やあ素敵な国だな。で、本音をいうとまあこういう仕事もアリかな、と思う。それなりに肯定的。


もちろん全肯定ではない。公表したのはよくない。だまってこっそりやれや。気分悪い。

佐賀に好印象を寄せたブログを見つけるとお礼のメールを送るなど

どうみてもスパムメールです。( 
で、百歩譲って信用したとしても俺は不快だけどねえ。


ひとつにはその下らない仕事からなにかを引き出せるか?どうせ引き出せまい、悪用すら出来まいという「無能さ」を信じているので、安心している。血税が使われている云々あるかもしれないがネタとしては上出来。


例えばサライェヴォ事件のたった一人の死。例えば盧溝橋事件のたった一発の銃声。
よもやそれだけの理由で世界大戦が起こったなどというお目出度い者はいまい。そこにいたるまでの様々な立場思惑関係が入り乱れて初めて、人類が夢想だにしなかった大スペクタクルが行われてしまった。
取り付け騒ぎ*1はほんの一言やメールの一通からということだが、こんなもなぁきっかけだ。

「ネット時代は『デマ』でもあっという間に広がる」と同県。

勘弁してくれ。どれだけメンヘラなんだ。情報でなくて「デマ」が広がるには一定の条件があるように思いますよ。何かはわからないけど。
情報が広く伝播する時は理由がある。努々気を付けられよ。

*1:ちなみにこの言葉は「使用禁止」になったことがあるらしいな。馬鹿馬鹿しい。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%96%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%E9%A8%92%E3%81%8E