新サービス:はてな社長輸出

ここ最近ぱっとしなかったところへ面白いサービスの投入であることよ(詠嘆)。
この志は買い。たぶんこのひとはポジティブにこころが病んでいると思うが、病も膏肓に入ったというところだ。それは素晴らしい武器である。身も軽い。

「映画館で『スターウォーズ エピソード3』を見ていてふと、『東京でぬくぬく暮らしていてはいけない』と思ったんですよ」
(略)
シリコンバレーで何をするかは「行ってみて考える」という。まだ家も決めていない。

絶対正気ではない(誉め言葉)。正気にては大業成らず。
同世代の連中のなかで頭ひとつ抜け出た感覚だ。格が違う。
失敗してもいいし結局なにも結果を出せずに帰ってきてもいい。うっかり留守の間に反乱でも起ってはてなが乗っ取られ帰る場所すら失ったとしても、かまわんのである。もともと根っからの起業屋であり維持発展は柄じゃないんだし。
気持ちの悪い卑怯者になるよりは、夢見がちな挑戦者でい続けたほうが本人のためだ。
ああ、「なにかやってくれそうだ」という生あたたかい期待感。
手始めは「世界標準」らしいから地に足は着いてる。
偉大なクエスチョン・マン。巨大な?マーク。
いつか彼は言うだろう。「俺は一続きのアクシデントの犠牲者だった。皆さんと同じく」。
アクシデント!


御武運を。