メカビ感想その9:p42−p43

  • COOL JAPANにうぬぼれろ!:p42−p43
    • p42−p43.スチュウアート・リービー インタビュー
    • p42−p43下方ぶち抜き黒字白抜き「COOL JAPANにうぬぼれろ!!!!」小さく取材者クレジット
    • 同下に「われらが「OTAKU文化」を愛し、地球規模で」COOL JAPANの普及に取り組む人間がいるのを知っているだろうか。生まれた国は違えど、オタク魂は万国共通。下手すると日本のオタクよりよっぽど熱い、伝道者たちの軌跡を紹介しよう。」
    • p42.上方、右端に口上と発言抜粋。下方に「TOKYOPOP CEO兼COO[スチュウアート・リービー]」
    • P43.左に写真2点イラスト4点それぞれ解説。会社名とurl
  • 要約・抜粋
    1. 氏の仕事は日本漫画翻訳出版、アメリカ漫画家発掘育成。
    2. 大人も子供も漫画は読まない。読むのは「オタク」だけ。ただしアニメは子供に大人気。
    3. 「輸出に限るビジョンしか持たない場合は限界が来ると思うし、もっと根本的なところで与えている影響を生かして、いろんな国で漫画家を育成したほうが絶対よいと思います。」

アメリカに日本漫画を供給し、アメリカ育ちの漫画家を育てている人物。映像化や映画業界を見据える視点に感心した。
それよりも気になるのはやはり最後の発言。「もっと根本的なところで与えている影響」。クリエイターの心や魂に影響をあたえているよ、とのこと。
あらゆる作り手も、まずは読み手であることを考えるとありうる話ではある。
空手が世界に広まり道場が立ったように、漫画育成機関が世界中に作られる…んー…「虎の穴」?脱走?刺客?
まあいいや。
「JAPANのMANGAはいける!」と踏むアメリカ人。歓迎するOTAKU。見込まれた漫画も返礼すべきかもしれない。
ごめんなさいこの国はまだ輸出がどうとか下らない所に留まっています。もう少し待ってください。