最後の女神たち

以下ネタバレ含む。

さる高名なキ印と。三部作最後。
印象的なシーン等を列挙。なお劇中の台詞等は記憶に頼っているので信頼性低。あしからず。

  • ハマーン様の輝きは尋常ではない。主役はハマーン
  • そして榊原良子はなんという境地なんという演技に達していることか。
  • うまくいえない。
  • キ印によると、台詞が大幅に省略・変更されている模様。
  • 「悪いのは、地球の大きさと重さを想像できないひとたちなんだ!」「本当に排除しなければならないのは、地球の重さと大きさを想像できないあなた達です!」
  • 「地球の重力に魂を引かれた」に比べて、賛否はあるだろう。俺の好みで言うと、今回の台詞のほうが深いと感じる。富野の二十年は伊達ではなかった!
  • 「暗黒の淵に還れハマ−ン・カーン!」「暗黒の世界に戻れ、ハマーン・カーン! 」省略。
  • ハマーンシロッコエゥーゴティターンズの四つ巴。牽制協力裏切り何でもあり。旗色を窺がい顔色を窺がいめまぐるしく高度な判断の連続。艦隊戦であり白兵戦であり攻略戦である。群集劇しかも戦場の群集劇を描かせたらやはり富野は第一級だ。
  • 死ぬ。死ぬ。死ぬ。
  • 見所満載。
  • ジェリド最期まで地味。
  • シャア最期まで地味。

ああ、ラスト。ラストに関しては二点。

  • カミーユは死んだ女の子たちより抱きしめられる女の子を抱きしめ抱きしめられました。生き残った女の子の、あの抱きつきっぷり!咥え込んで二度と離さない気迫に満ちた様は圧巻で、実に神々しく、F91だろうがカミーユが駄目男だろうが問答無用なファ。貴女の勝ちだ。
  • ハマーンはミネバ様を地球に留学(?)させることを決定。要するにZZの全否定である。


女たちがひとりぼっちの傍観者を打ち砕く。戦は終わる。
この宇宙暦は、豊かに在ることだろう。