展覧会に行きました の書き残し

以上のような感想を抱いたです。
とんとリヤルのわからねぇ俺でもよく分かりました。
書籍「タタキツクルコト」をぱらぱらめくってみて、キャラクターデザインの塩山紀生さんが「これ怖いや」と思われたそうで、そうそう!と同意してみたり。
ああ。
ほかのひとたちはなにをおもったことだろう。
豊かなものであればあるほど、全く異なった感慨を皆に引き起こせるのではないかと思う。
例えば俺には造形に対する考察が無い。そういう方面に興味が薄いし言葉も持ち合わせていない。
ミリタリーな視点も欠いている。
アニメのいちキャラクターとして。美術品・オブジェとして。鉄を加工するという技術について。
多くの俺には思いも付かない感想を読んでみたいものです。



最初から俺は見世物を見に行くつもりだった。江戸のひとが南蛮渡来の象さんを見に行くのと同じ。タイトルにも書いたようにありがたい秘仏が御開帳されると聞き及んで眼福を授かりにいったわけ。
「地獄絵図」「仁王象」「不動明王像」等が悪いことをするとこうなるんだぞと語り掛けていたように、スコープドッグ様は堂々と立っていらっしゃった。
その眼差しは、我々を見てもいない!
畏怖。おそれ、うやまうこと。
ひとのこころを打つ、作家としての技術。
やっぱり。
ありがとうございました。私はkogoro氏に感謝いたします。