映画化

京極堂」シリーズがついに映画化
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040628-0016.html

んー…
これはまたなんとも。
京極夏彦姑獲鳥の夏[Amazon]でげすかそうですか。出版されてから早10年てか。
姑獲鳥は比較的映像化しやすいかもしれない。あとの作品に比べれば短い(本が薄いページ数が少ない)し。
いやそれにしても。あの薀蓄はどうするんだ。いくつかのトリックは文章でこそ成り立つものだったような。
不安を数えたてればきりがない。ましてや特にファンでもない俺ですらこうなのだ、心底好きな人は恐怖で夜も眠れないのではなかろうか…

いやしかし

出版されて以来、映画化権の争奪戦が展開されたが、いずれの企画も京極氏の許諾を得られなかった。日本ヘラルドなど製作側の熱意と、魅力的な俳優陣の出演が実現したこともあり、同氏も映画化を快諾。脚本作業にも協力している。
(中略)
 京極氏が納得しただけに、配役は豪華そのもの。京極堂には「知性が表現できる演技力の持ち主」として堤が抜てき。京極堂の友人で事件にかかわるきっかけをつくる小説家役は「巻き込まれキャラクターが似合う」と評価された永瀬に決まった。財閥の御曹司で不思議な能力を持つ私立探偵・榎木津礼二郎には阿部、榎木津の幼なじみの刑事に宮迫、事件のカギを握り、2役となるヒロインを原田が演じる。演出は実相寺昭雄監督(67)が手がける。

ふうむ
凝り性の京極氏が納得とな。これは好材料かな。実相寺監督の演出はお約束。ポスターは水木しげるかもしれんなー(本人だろうけど)


おいおい、魍魎の函[Amazon]は映画化できるのか、「あれ」を。