いいふうふ

朝嫁さんが良い夫婦の日だという。忘れていた。
帰って話をしていたら嫁さんが良い夫婦の日が皆の心に大きな話題であることに首をひねっていた。確かに不思議な話である。
俺の直感が江戸以来の夫婦の在り方を今多くの人が羨望を持って憧憬していると言っている。これは多分不景気であり健全ではない、と、思う。
バレンタインはチョコの皮を被った恋愛至上主義でありガンダーラとしての恋愛だ。ガンダーラはインドと違い国境がなく隣国がなくただ現地点から遥か遠くあるという属性を持つ。良い夫婦はアイドルのように偶像でスターのように星の煌めきで半沢直樹のように良いサラリーマンだ。
良い夫婦の破綻と崩壊をこそ血眼で待望する平家物語である。これまでこれまで。