雑記 夏草 ライト 建物

嫁さんが本の返却に行くのでついて行った。
家を出て夜の土手を歩く。両側に背の高い夏草。一度バッサリ伐採しているはずなのに顔くらいの高さだ。嫁さんは夏は二度除草するはずと言った。恐るべき生命力である。
すこし遠回りして住宅街を進む。嫁さんがすごい見てという方を見たら、街灯などで線路向こうのマンションがうまいことライトアップされていた。いい風景です。
旧校舎の前を通る。現在は使われていない。
俺はこの建物が多くの若者たちでごった返していたことを知っている。俺もその一人だった。
嫁さんは守衛さんに止められるかも知れんと震えていたが俺はコンビニで涼んでいた。
戻ってきた嫁さんは目的を果たしており止められなかったと拍子抜けしてた。
また今年も狂言をやるらしいよと彼女は言った。毎年そうなんだけど今年もそのポスターに目を奪われたと言った。
冬一緒に観に行こう。