嫁さんとたくさん歩いた

タスク

雨の土曜俺は商店街でスニーカーを新調した
昨日秋山晶さんの仕事をネットで調べ俺は歯噛みして眠りについた。
今日俺は破れたジーンズを買い替えた。嫁さんは仕事ズボンを増やした。

スケジュール

歩く。方法日本3を買った。店員さんは何処からともなく取り出した。定期を変えた。3か月遅かった今思えば。
ラーメン屋の前を2回通りすぎ行列だった。

プレゼン

日が落ちた。歩いて帰った。靴は新しくジーンズも新しい。新しいと歩くだけで楽しくうれしい。
マクドナルドで一服した。帰って予約しておいた新海誠三作品通して視聴した。秒速は相変わらずのクオリティ。

コンセンサス

夜のコンビニに向かう。嫁さんは嫉妬を口にする。俺は一緒に暮らした10年を提示する。嫁さんは髭をしごく。
立川談志師匠の訃報に接する。
俺はうむとうなる。嫁さんはじわじわ取り乱した。お互い高座など見たこともないのに。
彼は何かのアイコンだった。

エビデンス

俺と嫁さんはいつも何かしゃべっている。残らないそういうしゃべりは砂糖菓子のような何かで出来ていてそれは談志師匠や秋山晶さんや松岡正剛さんや新海監督の成分と似ている。
俺と嫁さんは写真を撮らない。俺と嫁さんの会話は残らない。それは消える。惜しい気もする。俺たちは何も残さないし忘れていく。
でもそういう何かで俺と嫁さんは一緒にいられる。