連塾ブックパーティスパイラル 巻2「本の名人・本の商人・本の芸人」 レポート
始めに。以下はメモ書きを基にしたキーワードの羅列である。
内容の正確性はこれを一切保証しない。補足や説明もしない/出来ない。
感想などはまた後日。
チームラボの映像作品(13:00頃)
松岡正剛 導入
- ”母国”
- 「北上幻想」森崎和江
- 作者: 森崎和江
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/02/23
- メディア: 単行本
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- 311
金子郁容
- ボランティア
- 作者: 金子郁容
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/07/20
- メディア: 新書
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- キリスト教
- 恐れ 未来 フィアーfear
- ボランティア WILLの精神
今福龍太
- 奄美大島
- 奄美大島自由大学
- 三線(さんしん)師匠は96歳のおじいちゃんだった
- パサージュ(フランス語「通過」「小径」など)
- 動画「ガヤドミチ」 ナレーション 雨
- 陽光に舞う埃の秘密 ヴァルター・ベンヤミン
- ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ映画「ドルチェ 優しく」
- 奄美大島を最初訪れたときずっと頭痛がしていた
- ヨシマツコウゾウ
- サトウキビのお酒
- 世界を島と見なす 群島
- 作者: 今福龍太
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 単行本
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- ブラジルカリブ 奄美大島
- 「大震災について」
- 家を箱船とし本と立てこもろうと思った 食事以外二階で過ごした
- 状況・言葉 支えの言葉となったのはハーン
- ラフカディオ・ハーンの本 120年前の原著 「仏陀の国の落ち穂拾い」
- 津波の記述 短編「生ける神」
- 1896年三陸地震の時ハーンは日本にいた。その大地震について書かず49年前の安政江戸地震の伝承を小説にした
- 海が盛り上がる津波
- 大災害があったとき、過去へ遡らざるを得ないのかもしれない
- 今福さんはクレオールの研究者
- 南米 フランスのジャン・ピエール・デュピュイ「ツナミの小形而上学」
- 正剛「関心を持ったのはいつか」
- ネイティブに惹かれない レヴィストロースは神話へ向かった
- アイルランドの父ギリシャ人の母の混血のハーンはニューオリズへ。そこは黒人の街。ブルース
- ニューオリズはハックルベリーフィンの土地
- 竜巻洪水など自然災害の最前線 そこでハーンは小説「チータ」を書く
- 作者: ラフカディオハーン,Lafcadio Hearn,平川祐弘
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
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- 作者: 今福龍太
- 出版社/メーカー: 東京外国語大学出版会
- 発売日: 2009/03/31
- メディア: 単行本
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- モノクロの写真の解説 二重露光という写真術 帽子 嗅覚的 偶然 野生児
- 本について 本は混合体である 紙、糸、鉱物などの
- 二重露光の写真 書物の天地と海面の相似
- ノーベル文学賞のル・クレジオ 「Hai」(悪魔祓い)
- 作者: ル・クレジオ,高山鉄男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/06/17
- メディア: 文庫
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- 「ル・クレジオ」とは石垣の意味
- つるに小説を巻き付けて置いておき見せて驚かせる遊びをした
- 三線 ライフル ハイパーテロリスト
- メキシコカリブ いろいろな楽器があったが 三線は独特
- 身体と三線 ミニマ・グラシア(最小限の恩寵)
- 作者: 今福龍太
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/05/28
- メディア: 単行本
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- 米軍基地が解体の翌日 砂漠から 書物へ
- 立神様 正剛「それはウタキ?」
- 希求 パサージュ=迂回する アドルノ ブラジルのライオン
- フレディのようなと正剛
- 今福さんの最新刊「夜と音楽」
- 作者: 今福龍太
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2011/07/09
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- アダン(阿檀)で堤防 アダンは隙間がある。風が通り匂いが通り海の異変にすぐ気付く
- この堤防がコンクリートに変わった。向こう側が何も分からない。遮断である。人工物は遮断してしまう。
- 石垣も同じ。珊瑚やアダンも、隙間をいろいろなものが「通る」 ただ、隙間にハブが潜むので危険でもあるが
- ネイチャーライティング→ネイチャーズライティング 遺跡考古学
- 三線の師匠。漂流物で昼寝小屋・掘っ立て小屋をたてていた そこでさんしんを習った。
- 師匠が亡くなった後そこで映像を映しバーチャルセッションしていたら村人が「じいさんが帰ってきた!」お盆の時期だったし。そんな師匠。
- 三線は奄美大島の中の空気でないと引けない 三線には歴代弾き手の歌が詰まる、とされる。それを如何に引き出すかが弾き手の腕になる
- ピアノ -高橋悠治 - Wikipedia
- バッハ 放浪の音楽集団説? パサージュ、トンネル
- ソクロフ クレジオ ガジュマルの下 話芸 ベトナム語 ユリシーズのうーんとぅーん
- イソラ神(磯良) ワカメの怪人 引き潮の時現れる能舞台のような石
- モーリシャスに帰った気がする、と発言 植物も似ているらしい ポール・フリードリヒ
- 砂漠の書物 世界で持っても乾いた土地 アタカマ砂漠 チリ 降雨量がもっともすくない。政治犯がたくさん殺され埋められた
- レヴィストロース101歳
- 三線の師匠 サトウエイキチ96歳 ハブに噛まれて右足がなかった 元漁師 陸でも仕事がないので三線を引くようになった
- 薄墨色の クレオール主義
- 作者: 今福龍太
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/05
- メディア: 文庫
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- 最後に映像 ニュージーランドの本のプロモーションビデオ 今福さんが正剛さんの反応が見たくて送りつけた
小城武彦(15:00頃)
- 丸善CHIホールディングス取締役社長
- 日本の本屋は、特殊な日本語という壁があって守られてきた
- 15500店舗 これが年間1000店舗のペースでつぶれている
- 防戦はつらい、打って出たい
- アメリカにとって本屋は車で出かける場所 日本や通勤通学で立ち寄る場所
- 打って出たい→hontoや目次録
- リコメンテーションは
- amazonのお勧めは所詮統計。コレを買った人の○%はこれも買っている、的な。つまらない!
- 本好きの推薦が一番だ。そういう検索エンジンを作れたらなあ。
笈入建志
- 本は棚である。棚は管理するものではない、編集するものである。
- 棚は変態が作る。正剛「そう、変態が薦める本が一番おもしろい!」
- 閉じた変態は駄目です。来たれ、開かれた変態。
- 野菜に取れたて新鮮の市があるように。本を書店員が「地域の取れたて」に変えていく
- 正剛「何故本屋なんですか」
- 「これ面白いです」
- 人が、今日よりも明日をより良くしようとして訪れるのが本屋である。そのお手伝いが出来たら。
- 書店員について。開かれた変態であれ!
川上未映子(16:00頃)
- よく観客席から笑いが起こった
- 大震災後一人称が書けなくなった(?)
- 野坂昭如
- 作品について語っていた。正剛「あなたの小説は、どのように読まれていると思うか?」川上「え??」正剛「あなたがこれらの作品に対して言ったように、あなたの作品に対して言われているのを聞いたことがないけれど」
- 正剛「いい小説を書いて下さい」
杉浦康平(17:00頃)
- 一即二即多即一
- 重さ35㎏88万円の曼荼羅の本
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 工作舎
- 発売日: 1979/10
- メディア: ?
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- セリーヌの本 医者で文筆家
- 作者: L=F・セリーヌ
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 1985/02
- メディア: 単行本
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松岡正剛 閉幕(19:00頃)
- 正剛の三冊
- 複式夢幻能 残念無念をかかえたシテをワキがほどいていく 大震災の被災者
- 作者: 安田登
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/10
- メディア: 新書
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- 現代は、富の分配→リスクの分配にいつの間にかシフトした。しかし大震災以後「リスクの分配」のシステムではもう通用しないのではないか。
- リスクとは何か?リスクは確率で計測するから、統計で基準を決める。安全/危険の基準がリスク管理に必要。
- 新しい仕組み 偶然性(contingent/コンティージェント=予想外が必ず起きる)を前提としたシステム。壊れることを前提として織り込んだ仕組み、というのは矛盾に聞こえるかもしれないが。オートポイエーシス?
- 作者: リチャードローティ,Richard Rorty,斎藤純一,大川正彦,山岡龍一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/10/26
- メディア: 単行本
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- 作者: イアン・ハッキング,出口康夫,久米暁
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: 単行本
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- 母をたどれるデバイス
- 意味に飢える社会
- シンタスクがもどった 意味は被災者が言う
- →国家は社会はその気持ちに手が出せない!
- ナポレオンの統計官僚 平均的フランス人
- →統計では届かないものがあると思う
- 情報、その最初は生命である。生命も情報である。
- ここで問わなければならない。情報とは何ですか。これは我々を殺しますよ。それを考え捉え直さないと日本は駄目になる。
中道淳
- モノクロ その日の写真を編集して映像に仕立てた
- 不思議な音。拍子木?