映画「劇場版 マクロスF 恋離飛翼」感想:乙女心勇気出して

監督:河森正治

アルト:中村悠一
シェリル:遠藤綾 / 歌 - May'n
緑:中島愛

感想。コンサート×2監獄教会、4つのライブが強烈濃厚。3つめライブを観た時確信したがつまり本作はお祭りだ!


あらすじ。ご存じ、ないのですか?

君は誰とキスをする

開幕から混ぜ合わせるとか雄蕊雌蕊とかウテナが可愛く見える狂いっぷり。
シェリル派の俺も納得のランカライブ虹色クマクマは何気に名曲で絵本をめくる演出は鳥肌もの
この2年で歌うまくなったと感心
本編随一の見せ場アルカトラズでの騒動はもうみんな楽しそうにやらかしてくれて大満足である
エアポートでのトライアングラーは黒澤ばりのカットでにやりやきもき
オコナーの気持ちを受けて教会絶唱の歌姫に緑も参戦ふたりの心を乗せて黄金の銀河歌舞伎
彼の最後の台詞とは。。。。

サヨナラノツバサ

連理比翼とは皮肉なサブタイトルをつけるものである。
歌は若干前作よりパワーダウン感が否めないしストーリーはその結末をどう受け止めるかで変わるのでファンそれぞれだろう。
個人的には子供時代の回想は蛇足だと思う。
もうそんな小細工などなくたって彼の選択をアンチも含めて受け入れない者はいないだろう
それだけこの三人は大きく育った。オープンランカ。
映像、戦闘、ライブ、ビッグウェンズデーすべて文句なし

銀河ネットワークで歌を歌った歌姫。

歌は死なない?その通り、歌とは宇宙とは命とは振るえである。
止まったバイブレーションを揺り動かす力。燃え上がらせる魔法。
歌姫は偽りである。偶像同様に。その意味で偽りの歌姫とは同語反復でしかない。
しかし歌姫になるのである。
なぜなら彼女たちは歌姫だから。