映画「借りぐらしのアリエッティ」感想

アリエッティ:志田未来
少年:神木隆之介
お母さん:大竹しのぶ
お父さん:三浦友和
家政婦:樹木希林
スピラー:藤原竜也


原作:メアリー・ノートン床下の小人たち
企画:宮崎駿
監督:米林宏昌

あらすじ。アリエッティと少年が話しをする。小人一家は引っ越しを決意する。


感想。
エクセレント!→美術・動き・キャラデザ
良くない→ストーリー・台詞まわし
総合すると、まぁまぁ

上等な料理

あのジブリっぽい家と自然とアリエッティ(特に髪をおろした)、借りにいく一連のシーンはとにかく美しい素晴らしい観てて気持ちいい
小人一家の生活、素敵だいいなぁと堪能するのが正解。なにげにスピラーがいい味です。人気高そう。

観客馬鹿にするのも大概に

少年との交流自体は悪くない。しかし二人の間に余計なメッセージや会話が多すぎる。これは脚本の罪。
せっかくの上等な料理にハチミツをぶちまけたような台無し感。妙な手つきで自慰行為のようなメッセージを発信するのはただの煽動者じゃないですか。生産者に徹して貰いたい。
そこが大きなマイナスでした。しゃべるな君たち。*1

*1:この家にももう自分たち家族しかいない、とわかれば、それで充分観客の胸を打つ。無知な民衆を教導していただくのはありがたいのですが、余計なお世話だクソが