雑記 夢

朝、12時間寝たのに頭痛が収まらない。俺は午前中休む事に決めその旨伝えた
嫁さんが起きた。俺は少しお腹に入れて鎮痛薬を飲んだ。嫁さんを見送った。アラームをセットし眠りに落ち夢をみたようである。
午後出社する予定で嫁さんと都心へ出かけた。
ふたりで散策して回り昼時になった。ご飯を食べたら出社しよう。嫁さんを待たせて店を探し始めた。一軒のレストランを見つけて食事をした。シェフが現れテーブルに着き料理にまつわる話を次々に披露してくれた。他の客はいつの間にか消えた。話は面白いのだがなにぶん長くて閉口した。時間が迫っている。昼ごはんはここにして嫁さんにも食べさせようと考え強引に店を辞した。周りの林を抜け広い片側三車線の道路に出た。もう会社に間に合わない時間だ。俺は嫁さんにメールしたが届かない。何度送信してもエラー。広い道路には不思議と車が一台も走っていない。諦めて会社に午後も休む連絡を入れようと電話したら後輩が出た。この後輩は赤といい気の弱い男である。赤がしゃべり始めたが電話が遠くて聞き取れない。大量のメールを処理する仕事を任されて苦労しているらしい。俺はすまないが午後も休むと言った。そのとたん赤の焦りがはっきり伝わった。俺に手伝ってもらうつもりだったようだ。俺は嫁さんを探さなくてはならないのでそれどころではない。赤はこの仕事が如何に困難かを嘆き、どう手をつけたらいいかと言う。呪詛めいた独り言になってしまっている。俺はまずいなと思いながら機械的な手順を教えてやるが赤は聞く耳持たない。俺もむっとしてとりあえず別の奴に電話変わってくれと頼む。すこし間があって赤は僕、やめますと言った。もういい。低く投遣りな声。ぞっとした。おいどういう意味だと俺。空は曇天でさっきから一台も車が通らない。
目が覚めるとアラームの時間の10分前だった。しばらくぼうっとして寝汗が不快だと思った。シャワーを浴びスーツを着て部屋を出た。