雑記 月曜日2 サイン会他

ABC順番待ち

整理番号が遅いので店内を見て回る
本棚のコーナーを見た。読んでる作品は百年の孤独だけだった。
改めて全く趣味と経路が被らないことを実感し、なのにどうして話が通じるのだろう不思議。
100均フリーダムという本で嫁さんとげらげら笑う。ふたりでおおフリーダムと口々に叫ぶ

100均フリーダム

100均フリーダム

ABC順番来る

嫁さんが単行本を手に取り誰だっけこれと差しだした
俺はおもわず、あハルムスだ本にまとまったのかと声を上げた
嫁さんは突然思い出したらしく道理で目に飛びこんできたと納得していた
そのままカウンターへ。ハルムスの世界を購入

ハルムスの世界

ハルムスの世界

列に並んだ。猫のゆりかごを目にした。びっくりして嫁さんにほら猫のゆりかごがあると教えた。嫁さんもそれをみて目立つところに平積みされているので、えなんでなんでと言った。
俺はそのコーナーが映画にちなんで滅ぶ世界を描いた小説特集であることに気がついた。嫁さんにそう教えてアイス9だよと言った。嫁さんはなんでアイス9と言った。ほら猫のゆりかごも世界滅ぶじゃんと記憶を刺激した。嫁さんはなおもええ猫のゆりかごって世界滅ぶっけ?俺はまぁ滅ぶ寸前、と言ったらそこでサインの順番がきて押し出された。
急に嫁さんはもじもじしだした。俺は萎縮するのを感じた
サインを待つ人々が熱視線放射しながら会場を半円に取り囲んでいたからだと思う。衆人監視というか舞台に立つときっとあんな感じ。
フニクリフニクラの話をして面白かった
読んでくれてることは、疑ってないってばw
俺の文章のどこが君を面白がらせているか分からなくて不思議なの。
嫁さんはあたいの日記も読んでもらいたい、あんたが憎いと俺をなじったが俺は無視した

帰路

日比谷駅有楽町線に乗り替え。ちょうど良い時間なので夕食を取ることにした。手頃な店を探して地下街とビル内を彷徨するとABCの経営らしい料理教室などを見かけて嫁さんはガラス張りだすごいと驚き俺は怒り狂ってた
有楽町なら庶民的な飲み屋もたくさんあるはずと嫁さんに言って地上に出たらエレガントな高層ビルのど真ん中で高級っぽいお店が軒を連ねており俺はしまったアダルトな有楽町のほうに出てしまったと天を仰ぎ、え大人の有楽町ってあるのと嫁さんが驚き俺はおごそかにそうあるのだよどこかに庶民の有楽町がある貧乏くさい光輝く方向を目指せと言った。