ゆっくりネズミ

風の力で嫁さんと浮き世と隔絶されたねずみ国へ
去年末に偵察をすませている我々は開幕ダッシュ大雷山を目指す
40分後バーを握り締め絶叫する嫁さんの隣でわたくしは「おお、こわいこわい」と何故ゆっくりしたし
「あれのおかげで怖いのも楽しいのも吹き飛んだ、どうしてくれる」と嫁さん
パスタを食い今回はファストパス、プライオリティシートを駆使
日が暮れる頃にはふたりしてへろへろである
ベンチで数分休息し和風レストランのお茶が美味しいのなんの
若干回復し帰りフラグをへし折ってこの夢の国に日経朝刊を敷いてあぐら
電気行進を堪能したところで凶悪な冷気の前に我々夫婦は心が折れた
骨身に凍みるその気温たるや流石前日雪を降らせただけのことはある
最後はひとふんばりで花火を鑑賞し即退園
乗り継ぎなしで帰宅


ミキーのカチューシャ チュロス 燻製チキン
次は暖かくなってからだ