雑記 爆撃

路上
ぴちょっという微かな音をふたりは聞きつけた
顔を見合わせうなずく
きっと鳩の糞に違いないと合意する
うむ、気をつけねばならぬと重々しく言う
その通りだと嫁さん
俺は やはりひととして鳩の糞くらい こうスイッと避けたいものよと一歩踏み込む*1
その通りだと嫁さん
しかし、「ぴちょっ」が聞こえたときにはと嫁さん
うん。そうね手遅れね。そういえばそうだよね。
俺は肩を落とし嫁さんがどんまいという。

*1:参考資料:山田正紀銀の弾丸