へうげもの7
- 作者: 山田芳裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: コミック
- 購入: 9人 クリック: 178回
- この商品を含むブログ (104件) を見る
名物に捉われぬ創意工夫が窺がえる…
私には…他人の好みを辛く評すことで…
己を高きに置き満足しておったところがありました…
裏を返さば己に自信が無かったのです…
あやつの田舎芝居がなぜか愛い…
左様な世にならば…
今度は南蛮趣味以外認めぬつもりなのだろう…
まったくつまらぬ女に育ったのう…
型を貫くは己を他者をも苦しめたるに似たり
私を突き放しなさい
それが叶わずば独り立ちはできますまい
宗二が引き金に、暗黒の帝王、真骨頂。
数寄がひとを殺す、ひとを殺す。
価値と評価。総意と工夫。名物と好み。
迷い。
捉われれば凝り凝れば味が死ぬ。
貫けば強く強ければひとは恐れる。
でも良し悪しははっきり存在する。
面白さ。工夫、推敲。
「より良く」なんだよ良くって。