へうげもの7

へうげもの(7) (モーニング KC)

へうげもの(7) (モーニング KC)

宗二無残。伊達出発。武蔵鐙。家康IN江戸。伊達古田遭遇。関白と伊達。三成の忍城攻め。小田原開城織田有楽斎。「暗黒のtea王」。

名物に捉われぬ創意工夫が窺がえる…

私には…他人の好みを辛く評すことで…
己を高きに置き満足しておったところがありました…
裏を返さば己に自信が無かったのです…

あやつの田舎芝居がなぜか愛い…

左様な世にならば…
今度は南蛮趣味以外認めぬつもりなのだろう…
まったくつまらぬ女に育ったのう…

型を貫くは己を他者をも苦しめたるに似たり

私を突き放しなさい
それが叶わずば独り立ちはできますまい


宗二が引き金に、暗黒の帝王、真骨頂。
数寄がひとを殺す、ひとを殺す。
価値と評価。総意と工夫。名物と好み。


迷い。
捉われれば凝り凝れば味が死ぬ。
貫けば強く強ければひとは恐れる。
でも良し悪しははっきり存在する。
面白さ。工夫、推敲。
「より良く」なんだよ良くって。