段階

十牛図なんてものにちょいと触れたことがあるがそれはさておき
まぁ気合が入ったひとと言って皆によく知られたと言えば一休さん
とんち小僧も、闇夜にカラスがカァ!でうっかり悟りを開いてしまった20代くらいは精神的な地獄にあったわけですが
いい年こいてからは酒を飲みセクロスを嗜むナイスガイになりました。
このひとの場合天子の御落胤だったので*1それ故に許されていた面も勘案にいれなきゃなんですけど。
何が言いたいかというと
入門したばかりの小坊主が「大悟したものは酒を飲んでも良い。むしろ平気で酒を飲むのが大悟である」と嘯く。
あら恥ずかしい。
アジるのは自由ですし、それにコロッと行くのも結構ですが
何事も、まずは基本と制限(不自由)を叩き込むのが近道です。王道はありません。

*1:真実か否かは無関係。「皆そう了解していた」のが大事。