散歩 漫画 映画 成田亨

成田亨「怪獣と美術」という企画展をやっているそうなので行かねばならぬ。
てくてく。
昨日やっとラストまで読み終えたフルバが頭をちらついている
どうも意識の下で考え続けているようだ
あれはなんだろう
人並みに少女漫画を読んできた嫁さんと道すがら話し込む
少女漫画の定石から見ると
あの漫画は異端らしい
ふむ
俺は少女漫画をあまり読まないので
充分少女漫画だと思うのだが
どうも幾つか条件とか枠組みから外れているそうだ
不思議だなと思う
海外でも売れているそうだ
連載直後は評価が低く打ち切りも視野に入っていたらしい
少年漫画らしさから
フタエノキワミ、アーッ」→武装錬金に話が移る。
なんてことのない少年漫画が
連載を続け作家性が花開いたために
少年漫画の枠を外れることはたまにある
既にガキには理解し難い深みに達してしまうので
人気が低迷し漫画として不幸な末路を迎えることが多い
武装錬金は雑誌を変えて完結しきった。素晴らしい。
場を与えられたのは剣心の貯金かも知れないが
それだけではあるまい
少数ながら力強い要望があったものと推測される
また作家性の発露といえば冨樫兄である
連載再開確定のようで不安満載ですが
ネウロ結界師のように心配になる漫画がしっかり人気を保っていると嬉しい
ところでどうやら生きるのリメイクドラマを放映したようである
嫁によると幸四郎だったとか
氏は多分まだ絶望の演技しか出来ない
生きるを演じるには早いと思う
頭が良すぎる
志村喬を思い香川照之を思う
オーラ、存在感の自由なOff/On
あのえげつないハッピーバースデーを、ドラマではどう表現したのだろうか
ふむ
てくてく
頭痛も吐き気も忘れる