雑記 行楽 散歩 根

麦藁帽子被って海岸。日光
ヘリの音
ボートのエンジン


俺は幼少の砌、海に到着しても車内でずっと小説を読んでいたそうである。
そのガキは頭がおかしいと思う。
俺のこころは貧しいのだなあ
何かそうする止むに止まれぬ事情があったのかなあ


干潮に合わせて徐々にひとが増えてきました。
貝をとるひと、海水浴を楽しむ子どもたち、橋の影でのんびり腰を下ろす家族連れ。
つるぺたよぅし゛ょも微マッチョな腕白小僧もてんこ盛りス。
犬も泳いでました。
皆さん日焼け。ガリガリなんかひとりもいない。
これだから田舎もんは(誉め言葉)
かき氷食ってサンドイッチ食って満足


夕方長い散歩
沢山話す
嫉妬夕陽小学校蜂裸足スーパーマーケット本屋コメリ病院
猫をよく見掛けました
幸せ


懐かしいかと言われてちょっと驚く
その気持はない
まだ失われていないから


俺の根はこの沈黙の風景だ
ノイズのない大気に風物の存在の気配が低く満ちた。
ひとを歯牙にもかけない山海の。