京都認知症母親殺害事件


YouTube - (新版)温情判決≪介護のはなし≫(認知症の母親殺害事件)


俺は怒り狂っている。どうしてこうなるのだ*1

  • 京都。息子と母親。95年頃から約十年間認知症の母親を介護
  • 事件の半年ほど前に症状の進む母の介護と両立できなくなり退職
  • 失業保険を理由に生活保護受けられず
  • 060131家賃が払えなくなりアパート退去
  • 060201母を殺害。息子その場で自殺を図るも未遂。逮捕。

「康晴はわしの子や。わしがやったる」

カーチャソに手をかける状況。それは特殊で異常な偶然が重なったものではなく二、三の条件が揃えば誰にでも即座に成立する。しかも息子がここまで真面目で誠実でなかったら良くも悪くも違う結末を迎えたろう。何故こんな。どうして。天と地のあいだの百万の哲学は腹を括らねばならぬ。怒怒怒

サム、こんなに短い、ごたごたした、調子っぱずれの本になってしまった。だがそれは、大量殺戮を語る理性的な言葉など何ひとつないからなのだ。

*1:参考URL:コラム・哀しき介護殺人事件" 高村智庸の「ワイドショー事件簿」"http://www.janjan.jp/column/0607/0607080533/1.php