メカビ感想その３：ｐ９

• 発刊の辞：ｐ９
  • このページより以後、二色刷り。
  • ページ右に縦で太字「発刊の辞」
  • その下に女の子。〓美川べるのとのこと。時空転神トランセイザーより篠原心愛の模様。
  • ページ左下隅に縦二行で「『メカビ』編集人」「松下友一」。
  • その下に星型。さらに下に男性のシルエット。
  • 「発刊の辞」文章は、男性シルエットからの吹き出し内。彼の台詞という体裁。
  • 本文は縦書き四段組。行数は噴出しに合わせ可変長。
• 要約・抜粋
  1. 市場は女性重視→市場がオタク趣味に気付く
  2. メカビは「ポスト・女性の時代」を目指して生まれた、男性を対象とする雑誌
  3. ところで私事、ただ楽しいことを追求できた数十分について
  4. 従来の男性誌はパブリックな部分にフォーカスが合っていた様に思う→プライベートなあの数十分を具現化する雑誌
  5. 合い言葉は「男子は皆、オタクである」→「オタク魂」→本当に読みたいものを追い求め糾合していく
  6. それが『メカビ』です

ふ、熱いね。大上段に構えたものだが、嫌いかって、まさか。悪くない。
ちとこそばゆい。
俺が勝手に期待するのはこうだ。
語らう友は必要だがつるまない感覚。必死に、楽しく、真剣にひとりで磨いた芸を披露する/鑑賞する場。芸の鑑賞に教養と鑑定眼を必要とするのは当たり前。
古いかもしれない。異常かもしれない。後悔もするだろう。
ああ、そういう風に出来ている。

もっと驚きたい…！

期待しています。

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超空転神トランセイザー 1 (1) 美川 べるの 講談社 2006-03-23 by G-Tools