筆記・打鍵

俺の手は鉛筆→シャーペン→キーボードと道具を変えてきた。
ペン状の道具で紙状の媒体に筆記した文字の量はなかなかの分量になっていただろうと思う。
さて、去年一年間に筆記した量は、キーボード以前年間筆記量の何分の一になるだろう。10分の1?100分の1?
2006年ともなればwin98がでてから8年、PCやネットの普及にはばらつきがあるだろうから一概には言えないけど、すでに若年層には筆記量<打鍵量の連中が少なからずいるだろう。
その割合は増え続ける。



それが何を意味するかは、まったくわからない。
ただとても大変な事なんじゃないかと直感している。
わかりにくくてみえない変化が起きるきっかけのような気がする。
人類は生まれてこのかた、棒状の筆記用具を「メインで」使ってきた。ずっとだ。アルタミラも。論語も。土佐日記も。エミールも。
実際、未だにメインであることを証明できるかもしれない(PC導入時に唱えられていた「ペーパーレス」なんて皮肉もいいところ!)。



でも。
変わっていくのだろうなあ。
それが何を意味するかはまったくわからない、けど。