それでも地球は回る

以下引用

 イラク香田証生さんが武装グループに拘束、殺害された事件に関連し、1日の国会では、小泉首相が事件発覚後、早々に「自衛隊は撤退しない」と表明したことが交渉の余地を狭めた可能性など、首相の責任問題が取り上げられた。

 首相の「撤退しない」発言については、民主党末松義規氏が衆院イラク復興支援特別委員会で、「小泉首相自衛隊は撤退しない、と最初からはっきり言い過ぎた。発言のトーンで人命を優先する態度も必要だったのではないか」と追及。町村外相は「後から冷静に考えれば、ただちに言うことがどうだったか(という問題)はあるかもしれない」としたものの、「あの時点で首相が国策の根幹にかかわることを言うのは、それはそれで大切だ」と説明した。

 これに関連し、小泉首相は同日夕、記者団に「逆に自衛隊は撤退しますと言っていたらどういう結果になったか。批判する人はそういう点も考えてほしい」と述べた。

 一方、衆院外務委員会では、首相と細田官房長官が事件のさなかの30日夕、福田康夫官房長官の長男の結婚披露宴に出席した問題が取り上げられた。民主党武正公一氏は、香田さんが殺害されたと推定される時刻と、披露宴の時間が近いことを指摘。「二人そろっての出席は適切でなかった」と述べた。

 杉浦正健官房副長官は「首相は主賓として呼ばれている。大恩ある福田赳夫元首相の孫の結婚式だ。官房長官も、直前にキャンセルは失礼との認識もあったようだ」などと、問題はなかったとの考えを示した。

 これについて首相は記者団に対し「東京にいる限りは情報は随時入ってくる。まあ、首相のやることはすべて批判されますから」と述べた。 (11/02 00:49)

生きて帰ってくる可能性なんてあったのかなあ