怠慢である。元来たいして本読みでもないが。
いまだに「山屋敷秘図 切支丹・異国小説集」[Amazon]読み途中。
短編集につき途中経過などを。
以下は読了。
- スピロヘータ氏来朝記
- 邪宗門仏
- 奇蹟屋
- 姫君何処におらすか
- 伴天連地獄
- 邪宗門頭巾
- 山屋敷秘図
- 不知火軍記
- 盲僧秘帖
- 踏絵の軍師
残りは四篇。
山田風太郎は本当に邪悪な爺だと思う。
風、とはよくいったものだ。
何も愛さず
何も憎まず
どうでもいい、という虚無が行間からひしひし伝わる。
それでいて読者を徹底的に楽しませるとは?
サービス精神ではないような気がする
かといって自分の世界に耽溺しているようでも無し
なんだろうこのバランスは
いろいろ呻吟した挙句出てくる言葉は「容赦がない」
ああ謎だ
一個の謎だ